OHAT評価の記入例|実際の評価ケースで分かる口腔アセスメントの書き方
更新日:9月8日
記事概要
OHAT(オーハット)(Oral Health Assessment Tool)の具体的な評価方法について解説する記事です。OHATで確認する8つの評価項目や、0点(健全)・1点(やや不良)・2点(病的)の3段階評価の考え方を紹介するとともに、実際の記入例を用いて評価結果の読み取り方を説明します。また、評価時の注意点や判断に迷った際の考え方についても解説し、初めてOHATを使用する方でも適切に評価できるよう支援します。
主な掲載内容
・OHAT評価の基本的な流れ
・8つの評価項目と3段階評価の考え方
・OHAT評価の記入例(ケース1)・OHAT評価の記入例(ケース2)
・評価結果の読み取り方と対応の考え方
・OHAT記入時のポイント
・WEB評価ツールの活用方法
はじめに
OHAT(オーハット)(Oral Health Assessment Tool)は、 口腔状態を客観的に評価できるツールとして介護施設や医療現場で広く使用されています。
しかし、初めてOHATを使う場合、
● どのように記入すればいいのか
● 実際の評価例が見たい
● 判断基準が分からない
と感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、OHAT評価の具体的な記入例を紹介しながら評価のポイントを解説します。
1.OHATの基本
OHATでは次の 8項目 を確認します。
1. 口唇
2. 舌
3. 歯肉・粘膜
4. 唾液
5. 残存歯
6. 義歯
7. 口腔清掃
8. 歯の痛み
各項目はそれぞれ次の3段階で評価します。
● 0点:健全
● 1点:やや不良
● 2点:病的
2.OHAT評価の記入例
Case1
利用者の状態:
80代男性
食事は自立しているが、最近口腔内の乾燥が気になる。
評価結果
項目 | 評価 |
口唇 | 0点(潤いあり) |
舌 | 1点(舌苔付着) |
歯肉・粘膜 | 0点(正常) |
唾液 | 1点(やや乾燥) |
残存歯 | 0点(問題なし) |
義歯 | 0点(使用なし) |
口腔清掃 | 1点(部分的に汚れあり) |
歯の痛み | 0点(なし) |
合計点 | 3点 |

評価のポイント
このケースでは
● 舌苔
● 唾液量
● 清掃状態
に軽度の問題が見られました。
そのため
● 口腔ケアの強化
● 水分摂取の確認
などを実施し、定期的な再評価が望まれます。
Case2
利用者の状態:
80代男性
食事は自立しているが、最近口腔内の乾燥が気になる。
評価結果
項目 | 評価 |
口唇 | 1点(乾燥) |
舌 | 1点(舌苔付着) |
歯肉・粘膜 | 1点(軽度発赤あり) |
唾液 | 1点(やや乾燥) |
残存歯 | 1点(う蝕あり) |
義歯 | 2点(義歯の不適合) |
口腔清掃 | 2点(多くの部位に汚れあり) |
歯の痛み | 1点(食事時に違和感あり) |
合計点 | 10点 |

評価のポイント
このケースでは
● 義歯不適合
● 口腔清掃状態の不良
が見られました。 そのため
● 歯科受診の検討
● 口腔清掃の強化
が必要になります。
3.OHAT記入時のポイント
OHATの評価を行う際は、次のポイントを意識すると判断しやすくなります。
① 順番に確認する
項目順に評価することで 見落としを防げます。
② 項目に該当する所見があれば1点
軽度の変化も見逃さないことが重要です。
③ 概ね問題がなければ0点
OHATは早期発見のためのツールです。
4.紙を使用するよりWEBツールがおすすめ
紙でOHAT評価を行う場合、
● 点数計算が必要
● 記録管理が大変
● 過去評価を探しにくい
という問題があります。WEBツールを使うと
● 項目を順番に表示
● 点数自動計算
● 評価履歴保存
ができるため、初心者でも簡単にOHAT評価ができます。
まずは実際に評価を体験してみましょう
当サイトでは、
● 会員登録なし
● 無料
● 個人情報不要
でOHAT評価を試すことができます。
OHAT~お口の記録~
まとめ
OHAT評価では
● 8項目を確認
● 0~2点で評価
● 合計点で口腔状態を把握
します。
実際の記入例を参考にすると、評価方法がより理解しやすくなります。
まずは気軽にOHAT評価を体験し、日々の口腔ケアに役立ててみてください。
